★★ 完成車両紹介 と FRP強度の事 ★★

雑記

皆様こんばんは

LEDのヘッドライトに対する沢山のお問合せを頂きまして誠に有難う御座います。

発売まではもう少しお時間が必要ですので、楽しみにお待ち下さいませ。

バガーロングサドルバッグの方は、現在の進捗ですが若干予定が遅れておりまして今月中にはマスターが完成します。
来月中にはFRPの型を完成させて、2月末には販売開始したいと思いますので、ご予約頂いておりますお客様やショップ様にはご迷惑をお掛け致しますが、精度の良い商品を丁寧に制作致しますので、何卒ご了承下さいませ。

さて、今回はお客様完成車両のご紹介ですが、またまた滋賀県のバーディー様御一行様ですw

ゴールドのHXですが、何台も当ショップのバガーを組んで頂いておりますので、作業も随分早くなったと社長様が仰ってました。

まだ他に2セットのご注文を頂いておりますので、また完成車両をご紹介させて頂きますwww

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ゴールドが綺麗なバガーですが、なんと言ってもサドルバッグのパテ処理がバーディー様は本当にうまいですw
当ショップのエクステもパテ処理が出来る様に、ツラ には気を使って制作しておりますので、総合的に仕上がりが良いと思います。

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・・・・・そうそう FRPの強度の事を少しお伝えしようと思います。

某GFRP会社にデータがありましたので見て下さい。

素材強度比較表

この表を見て頂くと分かると思いますが、GFRP と 鉄 との比較では、FRPは比重で約半分の重さになり、引っ張り強度に関しては約2倍となっております。

つまり、FRPと鉄が同じ厚みの場合、重さはFRPが半分の重さで強度はFRPが2倍強いと言う事ですね。
ざっくりなので、本当はこんなに単純ではないですが、鉄の2倍引っ張り強度が強いとは周知の通りです。

では、当ショップのFRPフェンダーの強度を考えてみますと、通常の純正スチールフェンダーの厚みは約2mm程度ですが、うちのバガーフェンダーは通常で5mm~7mmあります。ここで、もうすでに鉄よりも厚みが3倍ありますので強度も鉄の2倍×厚み3倍=6倍と言う計算になりますので、純正フェンダー比でタンデムなんかは全然問題ない事がわかります。

引っ張り強度なので、捻れ剛性とは少し違いますが、FRPは非常に強く良い商品だと感じて頂けると思います。
当ショップのFRP製品の現状は自社生産しておりますので1プライ1プライづつ丁寧に積層しており、それを5回6回繰り返して厚みを上げていき、最終的な厚みが5mm~7mmとなっておりますので相当強靭な商品となっております。

逆に昔の話ですが、外注に生産をお願いしている時に、失敗商品を壊そうとガッツンガッツンやりましたが、壊す方が何十倍も大変でしたし、厚みが5mm~7mmあるとサンダーで切るのも大変で、FRPって凄い硬い商品であり壊す方が何倍も難儀なんだと実感しています。

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FRP商品も然ることながら、スリム型とワイド型のLEDテールランプのアウターカバーもそろそろ試作品が出来上がって来ますので、近いうちにご紹介出来ると思います。

・・・・・・・あと、またまた原油相場の話ですが

2008年のの原油価格は凄まじい事がありまして、1月2日に原油相場が急騰が止まらず、ニューヨークでは一時1バレル=100.00ドルを記録し、初の100ドル台になったんですね。
ドバイなど産油国の景気も凄い好景気でした。そこからさらに7月11日に一時1バレル=147.27ドルの史上最高値をつけて高騰しておりこのまま化石燃料はどうなってしまうのかと不安になっていましたが、日本のガソリン価格もハイオクが1L=180円くらいだったと覚えています。

でもまさに9月15日!アメリカの大手投資銀行リーマン・ブラザーズが連邦倒産法第11章の適用を申請し、経営破綻(リーマン・ショック)が起こったのですね!

私もリーマンショックは人生の転機となりましたが、9月29日アメリカで金融安定化法案が否決。これをきっかけに金融危機が世界的に拡大し全世界不景気へ爆進したんです。リーマンの余波は世界の金融市場やその他の景気に暗い影を落としていったのです。本当に2008年は凄い事が沢山あった年でした。

で、そこから2009年1月にかけて暴落し1バレルUSD40を切ったんですね。その当時は原油が1バレルUSD40を切る事自体はそんなに騒がれる事もなかったのですが、何せ世界恐慌になっていましたから原油は元より金融全体がダメでしたから。

2015.1原油の過去推移グラフ

翌年の2000年くらいから2014年当初までは、原油自体はUSD90~USD100を安定的に推移し、日本でも昨今のガソリン価格の高騰となった訳です。
2014年7月9日ガソリン価格高騰、ハイオクが5年9か月ぶりに180円突破!・・・レギュラー169.7円!

そこで、何年も前から開発が進められて、やっと採算ベースでの流通が始まっているシェールオイルなどの非在来型原油が台頭し始めて、現在の原油安となっている。
昨日の原油価格は1バレルUSD47くらいでしたが昨今の原油安に対しては、需給のバランスなどでの原油安の為、日本にとってはガソリン価格以外でも経済にとって凄い恩恵がある事です。

米国などエネルギーを多く消費する国では、企業や家計の受けるメリットへの期待から株価が上昇し、また期待インフレ率が抑制されて国債の利回り低下の一因となりました。アメリカの好景気の一員となっておりダウ株価も高騰を続けておりますが日本はどうでしょう。

日本は、昨年など原油価格の高騰理由により値上げされた製品などは、本当は値下げされなければいけないのですが、日銀の「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と「量的・質的金融緩和」により、逆にさらに値上げの方向へ向かっています。

大企業の税制優遇や物価上昇により、大手企業にとっては好景気でも、中小企業にとっては材料価格の高騰など苦しいのが現状ですね。

ハーレーオーナーにとっては、あぶらの値段もさる事ながら、為替の相場で本体価格に影響しますので、少し気にかけて経済を見て行くのは本当に面白いです。  ではw

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